【まとめ】ソフトバンクの新プラン「LINEMO(ラインモ)」の特徴




ソフトバンクの新料金プラン「LINEMO(ラインモ)」が、2021年2月に発表されましたね。「SoftBank on LINE(仮称)」でしたが、正式に名前が決まりました。リネモか…、なるほど、結構頃いいじゃん。って思ってたら、そのままラインモだった…。

docomoやauも、同様に安いプランを発表しており、「安いのはいいけど、逆になんか罠があるのでは…。」と、心配になっちゃいますよね。

私は、内容を確認した結果、契約しようかなと思っているので、その理由を以下に解説付きでまとめます。

私自身の結論から、以下の内容に合致する方は、検討してもいいのではないでしょうか。

  • とにかく月額が2,980円(税抜)と安くて助かる
  • 毎月データを20GBも使うことが無い
  • LINEがノーカウントでもほぼ無意味と言われるが、そんなことはどうでもいい
  • 通信回線は、ソフトバンクの本線が使えると分かって安心
  • 無料通話も、1,000円を上乗せすれば対応可能(通常でも5分は無料)
  • 家族割等が無くなっても、それでも大分安くなる(※ここ重要)
  • ずっとソフトバンクなので、他のキャリアの安いプランとの比較は気にしない


ここから、「LINEMO」についての特徴についてまとめた内容を紹介します。
 


私が契約しようか色々迷って、今のところ前向きに考えている「LINEMO」の特徴についてまとめましたので、参考にして下さい。ちなみに、J-PHONEからのお得意様ユーザーです(笑)

「LINEMO」の特徴についてまとめます。サービス開始予定は、2021年3月です。

 とにかく安い月額2,980円

なんと言ってもまずはこれに尽きると思います。他のキャリアに合わせて、ソフトバンクも2,980円というプランを打ち出してきました。ただしこっそり税抜きと書いてあるので、正確には3,278円ですね。(消費税10%計算)

(2021年2月18日追記)5分の無料通話はオプション扱いになり、2,480円と発表されました。

その他に「なんとかプラン」などは存在せず、この1つのみということでとても分かり易くシンプルな設定となっています。お得意の「※」はたくさんついていますが、大きく問題になるようなことは記載されていませんでした。

出典:ソフトバンク


右の囲いにある部分については、下で詳しくまとめていきたいと思います。

② データ通信が月20GB利用可能

このデータ量を多いととるか少ないととるかは、皆さんの利用環境によってかなり違うとは思いますが、個人的には、かなり大容量にしてもらえたな、という印象です。現在はギガモンスター+の50GBを利用していますが、毎月20GBを超えたことはありません。

一般的に言って、私はアプリのゲームも割と楽しんでいる方ですが、頻繁に動画を見るわけでもなく、普通に使用している分には20GBを超えることはまずありません。YouTubeの動画を一日数時間見ていても大丈夫なレベル。

※これは、余談ですが、昔は5GBプランにしていましたが、ギガモンスターの50GBプランと料金が   全然変わらないことが分かったので変更しました。(教えてくれてもいいのに…。)

ちなみに、20GBを超えると送受信時最大1Mbpsになりますが、この速度でも動画も視聴できるぐらいのものなので、大丈夫ですね。遅すぎて何もできないということにはなりません。

ちなみに、どうしてもデータ容量を追加したい場合でも、1GBあたり500円で追加が可能です。

③ 5分間の通話無料と、LINEのギガノーカウント

1回の通話で、5分以内であれば無料で使い放題がオプション(500円/月)で付いています。個人的には5分以上通話することは滅多にないので全く問題ないですが、超えてしまう場合もあるので、いちいち通話時間を気にするのが面倒だなと感じています。

その場合は、更に追加で月額1,000円を支払えば5分以上もずっと無料になりますので、ご検討下さい。私は付ける予定です。「5分経ちそうなんで、一回電話切ってまたかけますね。」とか、やりたくない…。

正確な損得の情報でいくと、5分を超える通話は30秒あたり20円の料金がかかりますので、一か月5分を超える通話を25分以上する人は、こちらのオプションを付けた方がいいです。

また、LINEが子会社化する関係(?)で、LINEに関わるデータ通信量はカウントされません。ネット上での評価を見ると、LINEのデータ量なんてたかだか知れているから、こんなもの意味はない。とあまりいい評判は見られませんが、個人的には、そもそも月額が凄く安いことが魅力で、LINEがノーカウントとか、正直どうでもいいという印象。

他のキャリアも同じ価格帯なので、この部分に類するオプションについて魅力的な内容があれば、キャリアも含めて迷われている方は検討材料にされるのもいいと思います。

④ 通信回線が同一品質・eSIM対応

これも、プランを変えてもいいかなと思える大きな材料の1つでした。MVNOの場合(格安SIMを提供している事業者)、通信回線の繋がりが悪かったり、電波環境が良くなかったりということが、大きな不安要素の1つであることは間違いありません。

しかし、今回のプランは、高品質な「MNO」の回線を使っており、本流のソフトバンクと同一ネットワーク同一品質ということで、かなり安心できる内容ではないでしょうか。

「MNO(Mobile Network Operator)」については、他のサイトでも詳しく解説されていますので、是非そちらを参考にしてみてください。ただ単純にスマホを使う側としては、とにかく速くて高品質で安心ということが分かれば十分かと思います。

出典:ソフトバンク



また、今回のプラン内容は、「eSIM」にも対応しています。スマホには、基本的には必ずSIMカードが挿入されていますが、eSIMは、SIMカードを挿入していなくても、電話回線やネット回線に接続できるものです。

スマホをかなりテクニカルに使用される方や、旅行などで海外に頻繁に行かれる方には重宝する内容ですね。一般的に使用する分には、特に気にしなくて大丈夫です。

「LINEMO」のプランについて気になる点をまとめてみました。ここは、料金や、そもそも契約やデータ移行などで重要になってくる点なので押さえておきたい点です。

ポイント① 手続きが「LINE」と「WEB」のみ

今回登場するこちらのプランは、契約の申し込み、契約後の変更手続き等、全てオンラインのみとなっています。普段からネットを利用している方にとっては、むしろ手書きや印鑑などの心配をしなくて助かる!という意見もありそうですが、これまで主流だった店舗へ行って窓口で相談しながら契約というものが一切ありません。

何か手続きに問題がある場合でも、誰も注意や意見を言ってくれないというのは、何となく不安になりますね。契約後も何か問題が発生しても、駆け込む窓口がないということになると思うので、この点は慎重になって検討する必要があります。

出典:ソフトバンク

ポイント② キャリアメールが利用できない?

キャリアはソフトバンクですが、このプランに移行すると、「@softbank.ne.jp」のメールが利用できなくなるようです。こちらのメールを重宝している方にとっては、面倒で結構な痛手ですね。

「@i.softbank.jp」の方は問題なく使えるのか、現在調査中ですが、これは是非使えて欲しい…。今まで温めてきた、「@vodafone」のメールはどうなるんだろうか…(笑)

ポイント③ 契約がSIMだけ

今回のプランは、端末は切り離されており、SIMだけでの契約となります。これまでのように、「新プランが出るんだ~。せっかくだからスマホも新しく変えるか~。」っていうパターンは無しということになりますね。

プランはプランだけでSIMで契約。機種変更は機種変更で単独で行うという感じですね。機種代金の割賦が残っている場合の残金や割引の扱いがどうなるのか、気になるところ…。また、ほとんどの人は気にならない点ですが、海外ローミングが使えないということも押さえておきたいポイントですね。海外への通話が多い方はご注意を。

ポイント④ 家族割やセット割が使えない?

ここは割と重要なポイントです。「みんな家族割」やソフトバンク光との「セット割」は適応されないことになると言われています。500円~2,000円ぐらいの割引だし、2,980円は圧倒的に安くなるから気にしなくてもいいや、と思っていると、意外とそうでもない場合もあります。

4人家族で、家族割やセット割をフルで適用している場合、1人2人だけ、「LINEMO」にプランを変えてしまうと、逆に料金が高くなる可能性もありますので、変更の際は家族で話し合って金額は慎重に計算されることをおススメします!

いかがでしたでしょうか。迷われている方の参考になれば幸いです。これまでに記載した内容をまとめると以下のような内容になります。以下の内容に当てはまる方は検討してもよさそうですね!

  • とにかく月額2,980円(税抜)が魅力
  • 毎月データを20GBも使うことが無い
  • ネットでの手続きでも全く問題ない
  • メールは普段g-mail等を使っている
  • 長らくソフトバンクユーザーで、キャリア変更は面倒で考えていない
  • 海外へ電話することはまずない
  • 家族割などを考慮しても、やっぱり安
  • LINEで物凄くデータ通信量を使用している人はなお良し


最後に、「LINEMO」を申し込む場合は、サービス提供日(まだ未定)までに、先行エントリーすることで、3,000円相当のPayPayボーナスがプレゼントされるので、契約を検討している方はエントリーしちゃいましょう。私はすでに済ませました。実質、最初の1ヶ月無料キャンペーン、といったところでしょうね。

(2021年3月1日更新)ahamoは更に安い2,700円プランを打ち出してきましたね。これはまだまだ他も値下げがあるのかもしれません。

LINEMO先行エントリーはこちらから


お読み頂きありがとうございました。
それでは、さよなら~。